2025年1月9日放送のトリセツショーで尿酸値コントロール術のやり方について紹介されました!
尿酸値コントロール術
尿酸値といえば、痛風のほかさまざまな疾患の原因になるので注意したいですよね。
番組では3つの尿酸値コントロール術が紹介されていました!
1)3%ダイエット
2)お酒のコントロール(オールワンの法則・アルパ飲み)
3)1日1杯牛乳生活
詳しく見ていきましょう!
3%ダイエット
教えてくれたのは茨城県日立市にある健康管理施設にてセンター長を務める産業医の中川徹さんです。
3%ダイエットとは現在の体重より2ヶ月かけて3%減らすというダイエットです。
たった3%だけでも尿酸値は低下するそうで、全国200以上の企業や団体で採用されています。
3%ダイエットのやり方
1日300キロカロリー減らすことを2ヶ月続けます。
3%ダイエットのために中川先生が開発したのが「100キロカロリーカード」です。
カードには100キロカロリー減らすための方法が書いてあるので、その中から1日3つだけ選んで実行します。
例えば・・
・バタートースト 1/2枚 減らす
・カレーライス 1/7杯 減らす
・ジョギング 10分
自分ができそうなものを3つすれば良いので無理なく続けられそうですね。
実際に実行された方がこの方法で2ヶ月で4.7%のダイエットに成功し、尿酸値も去年の9.0から6.1に改善したと紹介されていました。
他にも2251人が挑戦し、約6割が3%ダイエットに成功し、高尿酸だった人の78%が尿酸値も改善したそうです!
【注意点・ポイント】
・急激なダイエットをすると尿酸値が上がる可能性があるので注意が必要
・運動は会話できるくらいの強度がベスト
・脱水は尿酸を排泄しにくくするのでこまめな水分補給を忘れない
・毎日体重を記録すると達成感が出るので効果的!
お酒のコントロール術のやり方
教えてくれたのは、尿酸と食品の関係を長年研究してきた専門家、帝京大学の金子希代子先生です。
金子先生によると、尿酸値対策のアルコール量として適量なのは1日に20g〜25gとのこと。
オールワンの法則
尿酸値に影響しない適量は以下の通りです。
・ビール(中ジョッキまたはロング缶):1本または1杯(500ml)
・日本酒:1合(180ml)
・ワイン:1杯(200ml)
・ウイスキー(ダブル):1杯(60ml)
・酎ハイ(レギュラー缶):1本(350ml)
すべて1杯なので「オールワンの法則」です!
アルパ飲み
1杯では物足りない方必見!
1杯でも満足して気持ちよく酔える、アルパ飲みが紹介されていました。
アルパとはアルコールパフォーマンスの略。
1杯目のお酒を30分かけてゆっくり飲む方法です。
酔いが回るまで30分以上かかるので、ゆっくり飲むことで気持ちよくなれるそうです。
飲む量を減らしながらも満足感が得られるので、アルコールパフォーマンスが上がります。
1日1杯牛乳生活
大阪公立大学の藏城雅文先生によると、牛乳を摂取するとたんぱく質、アミノ酸が上がり、尿酸の腎臓での再吸収を防いでくるのではないかと考えられているそうです。
これは高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインでも推奨されている方法とのことです。
牛乳に含まれるカゼインというアミノ酸が胃と腸で分解されると、アラニンという物質が生まれ、尿酸の排泄を助けるそうです!
同じ乳製品のヨーグルトなどでもOKとのことなので簡単に続けられそうですね!
まとめ
尿酸値が7を超えている方の中で、痛風の方や過去に痛風になったことがある方、約5年以上は尿酸値の高値が続いている方は病院受診がおすすめされていました。
尿酸値が高い方の中にはさまざまなタイプがあるのでタイプに応じた治療が受けられます。
生活習慣も大切ですが、まずはお医者さんで相談が必要ですね!